どうも!shokichiです('ω')
今回は世界一の急勾配を誇る登山鉄道を紹介します。
皆さんスイスに行ったことありますか?
海外旅行が好きな人は行ったことがあるかもしれませんが、ヨーロッパの中でもフランスにイタリアやイギリスなどに比べると人気が低いでしょう。
しかし、スイスには行って乗る価値がある鉄道があるんですよ!
観光名所のカルぺ橋があることで有名なルツェルンから車や電車で20分弱ほどの位置にある『PILATUS-BAHN』の駅から乗車します。
登山のスタート地点です。
乗車料金は72フラン(CHF)
日本円で8430円前後です(2021年3月12日時点)
『料金高ぇー!』って声も聞こえてきそうですね(笑)
日々何の為に働いたり、節約してるんですか!
確かに安くはないですが、せっかくのスイス旅行で世界一の登山鉄道ですから思い切って乗りましょう!
山頂まで片道約35分程です。
季節によって下山の最終時刻が変わるので、乗る前に必ずチェックするようにして下さい。
乗車の時点から急です(笑)
電車内の席も急勾配に合わせて階段式になっています。
急勾配を克服するために、ロッハー式という歯車を2つ嚙み合わせた革新的なシステムの考案によって、1889年に世界一急勾配のラックレール登山鉄道が開通されました。
スイスで3番目に古い登山鉄道です。
最大勾配は驚きの480パーミル!つまり1m進むと48cm登っていることになります。
世界の車窓から!登山開始です!
登り始めは木々が多く、森のような道を登っていきます。
岩山を掘って作られたトンネルがいくつかあります。
大人になってもこういったところはワクワクします(笑)
※窓を開けっ放しで岩山のトンネルを通る時は思っているよりきわっきわを通る為、子供や写真撮影に夢中になっている人が居たら注意してあげましょう。
登っていくとゴツゴツとした岩肌の山になっていきます。
日本ではあまり見れない⁉
夏の時期には山で放牧されている牛たちを見ることも。
夏の放牧はスイスの伝統的な習慣になっています。
6月~9月末までの約4ヵ月間放牧されており、1日2回の搾乳を行ってチーズを作っているそうです。
ベルの付いた首輪をつけているので、近くにいると『カランカラン』と音でも分かります。
断崖絶壁!
このような崖路や岩山のトンネルを進んでいきます。
山頂付近、振り返ると壮大なアルプス山脈の山々が!
スイスの国土総面積の2/3を占めているアルプス山脈。
山の無いスイスなど想像出来ないと言われるぐらい、アルプス山脈はスイスのアイデンティティとなっています。
山頂には、三ツ星ホテル『 ホテル ピラトゥス クルム』があります。
(Bookinng.comより)
レストランや宿泊施設があります。
非日常的な体験が出来ること間違いなしのホテルです!
天気が良ければ⇧のような絶景を楽しむこと出来ますし、運が良ければ壮大で幻想的な雲海を楽しむ事が出来るそうです!
私が行った時は曇り空で風が強かったです。
運の無さを感じます、、、(笑)
駅から10分ぐらい歩いて登っていくと展望台があります。
天気は良くありませんでしたが、その展望台から見る山々や湖などの景色に心動かない人は居ないでしょう。
スイスを堪能できるおすすめスポットです!
※2000m超える山ですので、夏に行く際でもパーカーぐらいの上着は必要です。
このような山頂付近の崖に可愛い親子がいました。
野シカの親子です。
このような出会いも自然と触れ合う醍醐味ですよね!
登山鉄道以外にも、ゴンドラやケーブルカーなどで山頂まで行くことが可能です。
ピラトゥス鉄道の運行は5月~11月で、積雪状況により運行開始日と終了日が変わります。
亡霊が彷徨い嵐を起こすという伝説のあるピラトゥス山は、中世まで登山を禁止されていた山でした。
また竜が住むといった伝説もあり、ピラトゥス山のシンボルマークにもなっています。
このような山に世界一急勾配の登山鉄道!
エキサイティング出来る登山鉄道の時間を皆さんにも味わっていただきたいです。